発酵式co2添加システム(ペットボトル)について [水槽関係のDIY]
水草をキレイに育てるには
発酵式Co2添加システムが必須ですが、
co2添加システムの筆頭「ミドボン」や
小型の「Co2ボンベ」を設置するには
大掛かりで初期投資もそれなりにかかってしまいます。
そこでいろんなアクアリストが
発酵式Co2をペットボトルDIY
自作しているのを参考にしてる件です
発酵式co2添加システムはパン作りに使うイースト菌+砂糖
発酵式Co2添加で使うのは、
糖分とイースト菌(ドライイースト)、
そして塩や重曹がメジャーなレシピです。
しかしこれらの材料の他に、
重要なのが発酵時の「温度」
水槽を設置している室内の温度管理です
※補助的に、あると良いのがCo2濃度を測定するもの
カツヲ家の発酵式Co2レシピ(重曹式)
用意するもの
- ペットボトル(1.5リットル or 2リットル)
- 重曹(100均)・・・室温20度以下の時(冬場)は0.5g、夏場は2~4g
- 砂糖(上白糖)・・・100g ~
- イースト菌・・・ 約0.1g(水面の2/3)
- 煮沸消毒した水・・・300ml ~
- エアレーション用チューブ(6mm)
- チューブコネクター、ジョイント(6mm)
- 逆流防止弁
- エアーストーン(スドーバブルメイト推奨)
- 断熱マット(100均)
- 工具&接着剤(100均)
ペットボトルについて
500mlのペットボトルを使う方が多いようですが、
1,5とか2リットルのほうが1ヶ月くらいもつのでオススメ。
もちろん炭酸飲料のペットボトルを使用します。
重曹と工具関係、断熱マットは100均にて購入
100均でメイン材料の重曹を購入、
重曹の量は室温に合わせて変動しますが
基本的に冬場は使っていません。
工具は手動のドリル、
もしくはアイスピックや大工工具のキリで
ペットボトルのキャップに穴を開けます。
(※ライターで炙ると空けやすい)
断熱マットは、なるべく室温に左右されように
ペットボトルの周りに巻きつけます。
砂糖とイースト菌はスーパーで購入
メイン材料のお砂糖は100均でも購入できますが
割高なのでスーパーのセールを狙って購入しました。
イースト菌もスーパーで買ったほうが安いです。
うちは自家製パンを焼いたりするので
近所の業務スーパーでお徳用を購入。
※イースト菌の保管は冷蔵庫へ
煮沸消毒した水
水道水のままでも良いみたいですが、
イースト菌の発酵に作用する可能性があるので
いつも煮沸してから使用しています。
エアレーションチューブ、チューブ(コネクター)ジョイントをアクアショップで購入
チューブジョイントをペットボトルの穴に接着して
発酵で発生したCo2が逃げないように
しっかりと接着します。
発酵式Co2システム自作
すでに制作してるんですが
予備のためにストックを作っていきます
- キャップに穴空け
- チューブジョイントを接着
重要なトコはこれだけでOK
拍子抜けしてしまう感じですがマジです
発酵式Co2システムの作り方
水槽のサイズによって砂糖とイースト菌、
重曹の量を調整します。
36cm水槽(約15リットル)のとき
砂糖100g、水300mlを煮沸消毒した水道水に加え
室温によって重曹を適量加えます。
室温20度以下のときは重曹は入れていません
そこにイースト菌を適量加えます
ペットボトルに断熱マットを巻きつけて
キャップに、チューブ→逆流防止弁→チューブ
そこから水槽内にエアストーンを設置します。
6時間たったら発酵がはじまってました
60cm水槽(約57リットル)のとき
砂糖200g、水500mlで、重曹1g(室温20度以下でも使用)
発酵式Co2のときに便利な小技
発酵式Co2を使ったことがある方にとっては
”あるある”なんですが、
エアストーンのトコに白いモヤモヤが出る
発酵式で二酸化炭素と同時に発生する
「アルコール」が原因
アルコール=エタノール発生の対処
500mlペットボトルでバブルカウンターを設置する
バブルカウンターというのは、
発生した二酸化炭素を
「何滴/何秒」でカウントするためのものです。
しかしバブルカウンターで
一度水の中をくぐらせることによって
アルコールを薄めることができます。
買うと水の容量が少なく
エタノールが溶けにくいので
うちでは500mlのペットボトル式にしています。
これで白いモヤモヤともおさらば!
ペットボトルの漏れが無いかをチェック
せっかく作ってもCo2が漏れていると
意味が無いので
チューブを閉じてバケツに沈めて
空気漏れをチェックしておいたほうが良いでしょう。
さいごに
思いついたまま書いたので
順序的にバラバラだと思いますが
この方法なら低コストで
キレイな水草水槽を維持できますよ^^
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